カラス侵入禁止の張り紙がなぜか効果を発揮。東大研究者の奇策。
警告文が絶大効果
「カラス侵入禁止」と警告する文を書いただけの張り紙を貼った結果、本当にカラスが来なくなったという。嘘のような話だが、驚くべきことにこれは事実だ。東京大学の研究施設で実際に行われている策で、既に3年目の実施となっており、さらにその全ての年で効果を発揮しているのだ。
センター職員から相談を受けた佐藤教授も決定打がなく、知人で「カラスの専門家」の宇都宮大「雑草と里山の科学教育研究センター」の竹田努研究員(環境医学)に相談したところ、「警告文を出してみては」とアドバイスがあった。
佐藤教授は「冗談だろう」と思ったが、試しに警告文をつるしてみると、カラスはすぐ来なくなった。一時的かと思われた効果も長続きした。
竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」
佐藤教授は今年も数十枚の警告文を建物にぶら下げた。津波の痕跡が生々しいセンターの頭上を数羽のカラスが飛び交うが、スタッフや学生は出入りの際、ちらちらと空に目をやる。「見る人が増えれば増えるほど効果が上がる。お気軽にお越しください」
http://www.asahi.com/articles/ASK4L2VWFK4LUJUB003.html
reaction
「文字」そのものではなく、それを見た人の反応がカラスを遠ざける、と。
これって、奇跡やオカルトにも通底する構造だよね。
イグノーベル賞候補だ。
ひとがいたら空き巣は入らない、みたいな感じだなw
疑似科学の類かと思ったら結構真面目なお話か。
実際どういう経緯で効果が出るのか研究するのも悪くないかな。
こういうの好きだw
が、こうやってメジャーになり、(人間側に)慣れが出てくると効果なくなりそうな予感
本当に理解している可能性もあったりして…
カラスって賢いもんね(笑)