中高生がなりたい職業ランキング。中学生男子3位・女子10位にYoutuber【ニュージェネレーション】

中高生の意識調査

4月25日に、ソニー生命保険が「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」を公開した。この調査の中で、なりたい職業ランキングが男女別で掲載されており、非常に興味深い内容になっているのでご紹介します。なお、この調査は1000名（中学生200名、高校生800名：男女半々）の有効サンプルを対象に実施されたものです。

中学生のなりたい職業

男子1位は「ITエンジニア」2位に「ゲームクリエイター」そして3位に「Youtuber」がランクインしており、3位までで全体の61％を占めています。YoutuberとはYoutubeに動画を投稿し広告収入を得ている人たちのことですが、17％と高く５～６人に1人はYoutuberを目指していることになります。ゲームや、Youtubeなど、普段、触れる機会が多いものだからこそ、自分もそこで働きたいという純粋な気持ちが生じるのは、至極当然なことでしょう。1位の「ITエンジニア・プログラマー」はネットでは、「一時的な逃げ恥の影響」という声もあがっているようですが、どうなんでしょう。

女子は、「歌手・俳優・声優などの芸能人」「漫画家・イラストレーター・アニメーターなどの絵を描く職業」が１、2位にランクインしており、これらで全体の33％を占めています。こちらも男子と同様に、TVや漫画・アニメなど比較的、触れる機会の多いものですね。そこで自分が活躍したいという純粋な気持ちでしょう。また、女子でもYotuberは10位にランクインしています。

高校生のなりたい職業

中学生と比較してみると、とても分かりやすい変化ですね。どちらも中学生に比べると、より安定した職業に寄って行く傾向があります。特に女子は顕著で、公務員・看護師が1位2位と続いており、全体の3割を占めています。男子の方を見てみると、youtuberは大きく順位を下げ、ぎりぎり10位に滑り込んでいるような状態です。同様にYoutuberほどの下げ幅ではないもののゲームクリエイターもパーセンテージを下げています。しかし、男子の「ITエンジニア・プログラマー」の1位は揺るぎませんね。パーセンテージで見ても圧倒的です。

Youtuberは最近になって登場した職業ですが（職業と言うと嫌悪感を示す人も多いと思いますが…）、中学生にとっては、とても身近なものであり、憧れの対象でもあるのでしょう。実際、一部のYoutuberたちは想像できないくらいの億越えの収入を得ていますしね。まだ経験の浅い彼らにとってはビッグドリームなんですよね。