アメリカ育ちの子供が学校で描く自画像が日本風とアメリカ風で切り替わるという話

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場所による画風の違い

とあるTwitterユーザーが投稿した画像が話題だ。その投稿者の娘はアメリカ育ちなのだが、学校で描いてきた自画像が、アメリカの幼稚園で描いたものと、週末の日本語学校で描いてきたものとで大きく画風が異なっているのだ。

@yokichi 2017-06-12 06:57:58
アメリカ育ちの娘が学校で書いてくる自画像なのだが、アメリカの幼稚園で書いてくるやつと、週末の日本語学校で書いてくるやつとで、画風が完全にアメリカ風と日本風に切り変わるのが超気になってる。

日本

アメリカ

reaction

意外と幼い頃から、空気を読むというか「ここではこうあるべき。ここにいる大人はこういうのを求めている。この環境ではこれが普通」みたいなことを場面ごとに汲み取って切り替えてるものなんですよね。意識的か無意識かは人によると思いますが。


幼稚園や保育園の合同展覧会に行くとわかるのだけど、周りの子や先生の指導に影響されまくるらしく「施設ごとに」画風がガラっと変わる。日本国内ですらそう。


私個人も同じ事をしてましたが「そんなに(アジア人は)目は大きくない」「それは漫画」などと言われそういう場では描き方を変えてました。周囲の声に合わせてるんじゃないかな


アイデンティティは言語に引っ張られている側面があると経験的に感じていますが、そういう感覚の証左と言えるんじゃないかしらん?


まず描いている人物が違うということと、画材が異なるということを考えると大して変わっていないのではという気がするのだが…。「画風が異なる」というほど違うか???


母ちゃんの顔と自分の顔で描き分けてるだけだろ……と思ったけど、父親が娘の絵を見て「うちの子は場に応じて画風を使い分けられてる!」と舞い上がる親心もわかる。娘がかわいくて仕方ない父ちゃんがはしゃいでるだけだ。微笑ましいことである。


市役所とかに飾ってある子供の絵フリークとして言わせてもらえば、よほど絵心がある子供でなければ、絵を”授業でお題に沿って描く”とき、幼児は周りで他の子が描いてる絵を参考に描く。色使いから輪郭まで全て。結果、若干の差のあるクローン絵が量産される。この絵はその結果だと推測できる。

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