糸井重里氏「嘘やデマを武器にして戦おうという人たちがいる。どういう世界をつくろうというのだろうか」
嘘やデマで戦う人々
@itoi_shigesato 2017-05-07
「嘘やデマ」を武器にして戦おうという人たちがいる。
彼らは「それで、なにが悪いんだ?」と言う。
「弱いものは、なんでも武器にして戦うんだ」と言う。
そして、どういう世界をつくろうというのだろうか。
reaction
彼らに世界なんて崇高なものはないでしょう。
あるのは「今、この時」だけで、過ぎればまた同じ嘘やデマを繰り返しては武器にする。一度効果があった武器ですから。
彼らは「自分たちの信じるモノの勝利」のが最大の目的でゴール。
よって、以降の世界への責任も、新しい構築も、視野に無い。
極論するなら、何でもありという手法はテロ連中と同じ。
政治的思想が背景に無いだけで行動手法としてはテロに類似していますね。
おっと、朝日新聞の悪口はここまでだ!w
デマや嘘を武器に戦う人達は、権力を持つ強いものを叩くんじゃ無くて自分達よりも更に弱い者を叩いている事に気付いて欲しいです。
強者を倒すには弱者が必要なんでしょうね。
妄想でも何でもいいから。
弱者の恐喝と言ってもいいかもしれません。
「嘘やデマ」を流す人たちは、その後はどうなるのか、という視点を欠いた人が多いと思います。
「弱いものは、なんでも武器にして戦うんだ」と言う思想において、彼らは言論と表現の自由の中で暗躍する民主的なテロリストなんよね。そしてそれを是とする考え方は民主的なテロリズムなんよね。
武器にならないかといったらなると思うので、それが武器なら防具が必要になり、いたちごっこが始まるという、人類の歴史のいつものパターンだよなあ。
豊洲新市場や東京五輪の体たらくを見れば一目瞭然ですね。
都民ファーストの会から立候補する都議会議員候補を並べれば、まさに嘘やデマを武器に戦った結果は明らか。
都知事になるまでは通用しても、その後が続かない。
尻拭いしてくれるボスもいない。
まさにこれなのです。
多数の嘘やデマの前に、泣きながら積み上げた事実が簡単に蹴散らされ、また泣きながら積み上げ続ける姿を沢山見ているのです。
嘘やデマを利用しようとする人達は、賽の河原の鬼さんみたいなのです。
誰のために、何の権利があって、苦しんでいる人達を蹴散らすのかな…と
彼らの望みは「正義が一つだけの世界」
異なる価値観が無いから苦悩することが無い、迷わなくて済む
そしてなによりも不愉快な者を滅ぼせる愉快がある
「全ての悪意は欲望と愉快の両輪で暴走する」
嘘やデマを武器にして勝つのは「間違ってる」し、誤解を恐れず言うなら弱いものが勝つのも「間違ってる」。何を勝ちとするのか、何を強いとするのかは議論になる話だけれど、「正しい」「勝った」が揃ってはじめて「強い」のではないかなぁ。